まちづくり推進機構について

事業方針及び事業計画

令和元年度事業計画

Ⅰ. 事業執行方針
1. 中心市街地活性化事業への積極的な取組 国内の経済情勢は,雇用や所得環境が改善し,緩やかな回復基調が続いているが,今後,宇都宮市が持続的に発展していくためには,中心市街地において経済活動が活発に行われることや,その効果を周辺地域に波及させることが重要であり,中心市街地を核として人や企業から選ばれる魅力的な都市力を備え,将来にわたり成長し続ける,未来への投資を行っていく必要がある。中心市街地においては,多くの飲食店の進出により賑わいが戻りつつあるものの,中心市街地活性化基本計画に掲げる通行量,事業所数,居住者数などの指標は横ばい傾向にあり,さらなる賑わいの向上に向け,新たな魅力の創出や交流人口増加策を展開していく必要がある。
このような中,宇都宮市では,中心部への居住人口・交流人口増加への取組や,JR宇都宮駅東側のLRT整備着工や西側延伸の検討,JR宇都宮駅東口再開発などを進めているところであり,今後,中心市街地の活性化に多いに期待が高まるところである。
新元号「令和」のスタートとなる本年度は,当機構の設立20年,法人化10年という節目の年でもあり,「公共の持つ信頼性や民間の持つ経営力とネットワークを併せ持つ,公共と民間が一体となった,まちづくりの中核組織として魅力ある中心市街地の形成を図る」といった当機構の設立趣旨を再認識しながら,様々な活性化事業を積極的に取り組んでいくこととする。
  • (1)イエローフィッシュの活用促進など魅力ある中心市街地の形成に向けた事業への取組
  • (2)LRTのJR宇都宮西側への延伸の働きかけや延伸を見据えたまちづくりの検討と公共交通を中心とした都市拠点の機能向上に向けた取組
  • (3)オープンカフェやイルミネーション事業など賑わい創出に向けた取組
  • (4)当機構が担うべき公益的・収益的事業の検討

2. 当機構の発展に向けた取組 中心市街地活性化事業を継続して推進するためには,当機構の安定した組織運営が必要であることから,そのための経営基盤の拡充に向け,更なる会員の確保や収益事業の発掘に努めることとし,自立的な経営体のあり方についても検討する。
  • (1)中心市街地活性化のための事業を積極的に推進するとともに,当機構の認知度向上のため,SNSやミヤラジなどを活用した広報活動を充実する。
  • (2)会員増に向けた入会強化月間を設け,会員の確保に努める。
  • (3)安定した経営体のあり方の調査・研究

Ⅱ. 事業計画
1. 主な中心市街地活性化事業 1. 魅力ある中心市街地の形成に向けた事業
(1) まちづくり交流センター「イエローフィッシュ」の充実強化(総務部会)
人づくりとまちづくりの好循環が生まれる魅力ある拠点となるよう,更なる機能向上を図るとともに,大学等と連携PRしながら利活用を促進させるなどイエローフィッシュの充実強化を図る。
2. 都市拠点の機能向上に向けた事業
(1) LRTの市民への分かりやすい情報提供(まちづくりと交通部会)
LRTの西側延伸に向け,市民の更なる理解促進を図るため様々な媒体を活用し情報提供していく。
(2) LRTと一体となったまちづくりの検討(総務部会・まちづくりと交通部会)
LRTの西側延伸を見据えLRTと一体となったまちづくり施策を検討
3. 賑わい創出に向けた事業
(1) オープンカフェ事業
食や休憩所によるまちなかの新たな集客スポットとしての「オープンカフェ」を実施
(2) 釜川整備活用事業(釜川プロムナード整備協議会・魅力ある都心創造部会)
  • ① 釜川の景観提案や活動事業の検討
  • ② 釜川美化活動(花植え及び管理・清掃活動)

    新橋から御橋間を重点区間とし,釜川プロムナード沿いの定期的な花の植え替え及び管理と清掃活動を実施

  • ③ かまがわ川床桜まつり事業【春】
  • ④ 釜川夏の宴事業【夏】
  • ⑤ 釜川源流ウォーキング事業【秋】
  • ⑥ イルミネーション事業【冬】
(3) イルミネーション事業(魅力ある都心創造部会)
街なかの賑わい創出と中心市街地活性化を図るため,中心商店街や宇都宮市中心市街地ライトアップ実行委員会,歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会と連携し,通りや街角,釜川などを色とりどりの光で彩るイルミネーション事業を実施
(4) 大谷石蔵活用事業(歴史的建物活用特別委員会)
宇都宮の地域資源である大谷石蔵や歴史的建物の保存・利活用を図るため,「うつのみや石蔵バンク」での情報発信やバンク掲載物件の現況調査・取材を実施し,所有者に対する保存策などの働きかけや借り手とのマッチング支援を実施する。
また,大谷石パンフレット「石の街うつのみや遺産と景観」を活用したまち歩きの企画・提案をする。
2. 部会等の活動 (1) 総務部会
① 中心市街地活性化の検討及び実施について
  • (ア) まちづくり交流センター「イエローフィッシュ」の充実強化
  • (イ) 中心市街地イベント情報の集約発信の強化,ITの活用
  • (ウ) LRTの西側延伸を見据えたまちづくりの検討
  • (エ) 中心市街地活性化アドバイザーの活用
② 大学等との連携強化
  • (ア) 宇都宮大学地域デザイン科学部「地域プロジェクト演習」への協力
  • (イ) 宇都宮市創造都市研究センタープロジェクトへの参画
  • (ウ) 各種団体等との連携
③ まちづくり推進機構の組織強化及び広報活動の充実
  • (ア) 会員の確保・増強
      ・入会強化月間を設け,会員増に向けた取組の実施
  • (イ) まちづくり推進機構活動の充実・情報発信
      ・全国まちづくり組織の調査・研究と組織の検討
      ・フェイスブックやインスタグラム,ミヤラジなどを活用した情報発信強化
  • (ウ) 組織設立20周年・法人設立10周年記念事業の開催
[宮再発見専門委員会]
① 「宇都宮“江戸時代”歩き地図」の活用の推進
  • (ア) 「宇都宮“江戸時代”歩き地図」講演会の開催
② 戦後うつのみやの発展秘話の情報収集

(2) まちづくりと交通部会
  • ① LRTの市民へのわかりやすい情報提供について
  • ② 自転車の利活用促進について
  • ③ LRT西側延伸を見据えたまちづくりの検討

(3) 魅力ある都心創造部会
  • ① 宇都宮まちなかオープンカフェ事業の実施
  • ② 「泉町活性化プロジェクト」の推進
  • ③ 釜川の魅力発信と賑わいづくりのための春の宴「かまがわ川床桜まつり」,
      夏の宴「夏のイベント」及び秋「釜川源流ウォーキング」,
      冬「イルミネーション事業」の実施
  • ④ 上から見るぞ立体観戦クリテリウムの実施
[歴史的建物活用特別委員会]
① マッチング事業
  • (ア) うつのみや石蔵バンクの運営
      (保存・利活用のための大谷石蔵や歴史的建物物件の情報発信)
  • (イ) 大谷石蔵や歴史的建物物件のリストアップ及び物件訪問の実施
  • (ウ) 石蔵フォーラムの開催
② 大谷石パンフレット「石の街うつのみや遺産と景観」の活用
  • (ア) まち歩き推奨ルートの設定とホームページ等によるPRやスマートフォン版推奨ルートの作成

3. 宇都宮市中心市街地活性化協議会の運営
  • (1) 低・未利用地の利活用に係る社会実験の実施

    平成29・30年度に実施したまちなかワークショップの成果を踏まえ,釜川沿道におけるコインパーキング等の土地を活用し,街なかの賑わい創出につなげる社会実験を実施

  • (2) 宇都宮街なか元気プロジェクトの活用促進

    宇都宮市の中心市街地活性化のために必要な研究・社会実験・検証等を行う団体に対し,経費の一部を支援する制度「宇都宮街なか元気プロジェクト」の活用を促進

  • (3) 研修会の開催

    宇都宮市中心市街地の活性化に資する研修会の開催

  • (4) 宇都宮市中心市街地活性化基本計画改定への参画