まちづくり推進機構について

事業方針及び事業計画

30年度事業計画

Ⅰ. 事業執行方針
1. 中心市街地活性化事業への積極的な取組 国内の経済情勢は,雇用や所得環境が改善し,緩やかな回復基調が続いているが,今後,宇都宮市全体が持続的に発展していくためには,中心市街地において経済活動が活発に行われることや,その効果を周辺地域に波及させることが重要であり,地域経済の好循環を一時的なものに終わらせることなく,更なる拡大につなげ,人や企業から選ばれる魅力的な高い都市力を備え,将来にわたる成長力を確保できる,未来への投資を実行していく必要がある。中心市街地においては,空き店舗数はほぼ横ばいで推移しているものの,小売店など中心商業地としての活力が低下している一方で,飲食店の進出により新たな魅力を作り出しつつあるが,さらなる賑わいの向上に向け,中心市街地に通勤・通学する人や,買い物や観光に訪れる人など来街者の増加を図る必要がある。
このような状況の中にあっても,宇都宮市中心部の居住人口・交流人口の増加による賑わい創出に向けた取組や,JR宇都宮駅東側のLRT整備への着手及び西側延伸検討,バス等の公共交通再編による,今後の中心市街地の活性化に向けた取組に期待が高まるところである。
本年度は,これらの状況等を踏まえ,当機構が魅力ある中心市街地の形成や賑わいづくりに寄与することを目的とし,中心市街地活性化事業の実施や,新たな公益的事業の掘り起こしに積極的に努めていくこととする。
  • (1)イエローフィッシュの活用促進など魅力ある中心市街地の形成に向けた事業への取組
  • (2)LRTのJR宇都宮駅西側への延伸の働きかけや延伸効果等の市民への周知など公共交通を中心とした都市拠点の機能向上に向けた取組
  • (3)オープンカフェやイルミネーション事業など賑わい創出に向けた取組
  • (4)当機構が担うべき公益的・収益的事業の検討

2. 当機構の発展に向けた取組 中心市街地活性化事業を継続して推進するためには,当機構の安定した組織運営が必要であることから,そのための経営基盤の拡充に向け,更なる会員の確保や収益事業の発掘に努めることとし,自立的な経営体のあり方についても検討する。
  • (1)中心市街地活性化のための事業を積極的に推進するとともに,当機構の認知度向上のため,SNSやミヤラジなどを活用した広報活動を充実する。
  • (2)会員増に向けた入会強化月間を設け,会員の確保に努める。
  • (3)イエローフィッシュの機能向上及びサテライトオフィスの検討
  • (4)安定した経営体のあり方の調査・研究

Ⅱ. 事業計画
1. 主な中心市街地活性化事業 1. 魅力ある中心市街地の形成に向けた事業
(1) まちづくり交流センター「イエローフィッシュ」の充実強化(総務部会)
宇都宮のまちづくり活動や中心市街地の活性化に資する場として拠点性を更に高めるため,IT機器等の導入など施設機能を向上させるとともに,大学等と連携PRしながら利活用を促進させるなどイエローフィッシュの充実強化を図る。
2. 都市拠点の機能向上に向けた事業
(1) 次世代型路面電車(LRT)の市民への分かりやすい情報提供(まちづくりと交通部会)
将来的なJR宇都宮西口側への延伸を視野に入れ,AR(拡張現実)等新技術の活用による,交通ルールや安全性などが具体的にイメージしやすい情報の提供
3. 賑わい創出に向けた事業
(1) オープンカフェ事業(魅力ある都心創造部会)
食や休憩所によるまちなかの新たな集客スポットとしての「オープンカフェ」を実施する。
(2) 釜川整備活用事業(釜川プロムナード整備協議会・魅力ある都心創造部会)
  • ア 釜川の景観提案や活動事業の検討を行っていく
  • イ 釜川美化活動(花植え及び管理・清掃活動)

    (ア) 新橋から御橋間を重点区間とし,釜川プロムナード沿いの定期的な花の植え替え及び管理と清掃活動を実施する。

  • ウ 【春】かまがわ川床桜まつり事業
  • エ 【夏】釜川夏の宴事業
  • オ 【秋】釜川源流ウォーキング事業
  • カ 【冬】イルミネーション事業
(3) イルミネーション事業(ライトアップ実行委員会/歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会/魅力ある都心創造部会)
宇都宮市中心市街地活性化基本計画において,「冬の夜間景観賑わい創出事業」として位置付けられており,宇都宮の冬の風物詩として定着してきている。
平成30年度も「うつのみやイルミネーション2018」として実施する。
実施にあたっては,関係者と綿密に協議しながら,冬の夜間景観と中心市街地の賑わいの創出につなげていく。
  • ア 「オリオンスクエアイルミネーション点灯式」と「一晩だけのワイン村」を同時開催し,更に,効果的な演出や魅力ある飲食ブースの提供を行うことにより,イベントの相乗効果を更に高めることとする。
  • イ 事業の内容・演出等を十分に検討し,多くの市民が参加できるような内容を盛り込むこととする。
  • ウ 実行委員会の連携を更に密にし,一体的・効果的な事業運営を検討する。
  • エ 実施期間 11月下旬〜1月中旬
(4) 大谷石蔵活用事業(歴史的建物活用特別委員会)
宇都宮の地域資源である大谷石蔵や歴史的建物の保存・利活用を図るため,「うつのみや石蔵バンク」からの情報発信を図るとともに,バンク掲載物件の現況調査・取材を実施し,所有者に対する保存策などの働きかけや借り手とのマッチング支援を実施する。
また,大谷石マップ「石の街うつのみや遺産と景観」を活用したまち歩きの企画・提案をする。
Ⅲ. 部会等の活動
1. 総務部会
ア 中心市街地活性化の検討及び実施について
  • (ア) まちづくり交流センター「イエローフィッシュ」の充実強化

    (イ) 中心市街地イベント情報の集約発信の強化,ITの活用

  • イ 大学等との連携強化

    (ア) 宇都宮大学地域デザイン科学部「地域プロジェクト演習」への協力

    (イ) 宇都宮創造都市研究センタープロジェクトへの参画

    (ウ) 専門学校等との連携

  • ウ まちづくり推進機構の組織強化及び広報活動の充実

    (ア) 会員の確保・増強
    ・新規入会会員・賛助会員との意見交換会の実施

    (イ) 「イエローフィッシュ」のサテライトオフィス機能導入

    (ウ) まちづくり推進機構活動の充実・情報発信
    ・全国まちづくり組織の調査・研究
    ・フェイスブックやインスタグラム,ミヤラジなどを活用した情報発信強化

[宮再発見専門委員会]
郷土の歴史再発見の取組について
  • ア 「宇都宮“江戸時代”歩き地図」のDCキャンペーンとの連携など活用の推進
  • イ 桃太郎山車をはじめ山車屋台の活用よる中心市街地活性化策の検討
  • ウ 戦後うつのみやの発展秘話の情報収集

2. まちづくりと交通部会
  • ア 次世代型路面電車(LRT)の市民へのわかりやすい情報提供について
  • イ 自転車の利活用促進について
  • ウ LRT西側延伸を見据えた街なか活性化について

3. 魅力ある都心創造部会(釜川プロムナード整備協議会)
  • ア 宇都宮まちなかオープンカフェ事業の実施
  • イ 「泉町活性化プロジェクト」の実施
  • ウ 釜川の魅力発信と賑わいづくりのための春の宴「かまがわ川床桜まつり」,夏の宴「夏のイベント」及び秋「釜川源流ウォーキング」,冬「イルミネーション事業」の実施
  • エ 上から見るぞ立体観戦クリテリウムの実施
[歴史的建物活用特別委員会]
  • ア マッチング事業

    (ア) うつのみや石蔵バンクの運営(保存・利活用のための大谷石蔵や歴史的建物物件の情報発信)

    (イ) 大谷石蔵や歴史的建物物件のリストアップ及び物件訪問の実施

    (ウ) 石蔵フォーラムの開催

  • イ 大谷石パンフレット「石の街うつのみや遺産と景観」の活用事業

    (ア) まち歩き推奨ルートの設定


4. イルミネーション事業の実行委員会(魅力ある都心創造部会) 「うつのみやイルミネーション2018として,宇都宮市中心市街地ライトアップ実行委員会と歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会の相互協力に加え,中心商店街の各イルミネーション事業と密接に連携することによる効果的な事業展開の実施
  • ア 宇都宮まちなかオープンカフェ事業の実施
  • イ 「泉町活性化プロジェクト」の実施
  • ウ 釜川の魅力発信と賑わいづくりのための春の宴「かまがわ川床桜まつり」,夏の宴「夏のイベント」及び秋「釜川源流ウォーキング」,冬「イルミネーション事業」の実施
  • エ 上から見るぞ立体観戦クリテリウムの実施
Ⅳ.宇都宮市中心市街地活性化協議会の運営
1. 活性化事業の実施・支援 第2期宇都宮市中心市街地活性化基本計画の推進に向け,民間団体等の意識醸成を図る事業を実施するほか,昨年創設した事業化支援制度「宇都宮街なか元気プロジェクト事業」などを活用した民間事業の具現化につながる取組を実施

事業報告